結婚が決まり、住まいを探し始めると、家賃や引っ越し費用の負担が想像以上に大きいと感じることがあります。宇治市で利用できる補助制度があるのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。
地域情報メディア『やましろマガジン』でエリアを担当しているタカシです。住宅関連の補助制度は年度によって内容が変わるため、この記事では令和8年度の宇治市公式情報をもとに整理します。
一般に「結婚助成金」と呼ばれることがありますが、宇治市での正式名称は「新婚世帯住宅確保おうえん事業補助金」です。対象世帯、補助額、対象経費、申請時期、必要書類の順に見ていきます。
内容は2026年7月25日時点で確認していますが、募集状況や必要書類は変わる可能性があるため、申請前には必ず宇治市公式サイトで最新情報を確認してください。
宇治市で確認したい結婚関連の補助制度
宇治市では、婚姻を機に住宅を確保する世帯を対象に「新婚世帯住宅確保おうえん事業補助金」を実施しています。
国の地域少子化対策重点交付金を活用した事業で、住宅の購入、リフォーム、賃借、引っ越しにかかった費用の一部が補助対象になります。
実施の有無や条件、募集期間は年度によって変わる可能性があります。制度の利用を検討している方は、申請前に宇治市公式サイトで最新条件を確認してください。
宇治市には子育て世帯を対象とする別の住宅補助制度もあります。制度名が似ているため、新婚世帯向けと子育て世帯向けのどちらに当てはまるか、最初に確認しておくと分かりやすいです。
結婚助成金と呼ばれる制度の中身
「結婚助成金」は一般的な呼び方で、宇治市の正式な制度名ではありません。公式情報を探すときは「宇治市 新婚世帯住宅確保おうえん事業補助金」で検索すると見つけやすくなります。
対象になるのは、婚姻を機に行う住宅購入、住宅リフォーム、住宅賃借、引っ越しにかかった費用です。
補助額は、対象経費の合計額がそのまま支給されるわけではありません。対象経費の2分の1と、年齢区分ごとの上限額を比較し、少ない方が補助額になります。
予算の範囲内で実施されるため、募集期間内でも予算額に達した時点で受付が終了します。

公式情報を探すときは、正式名称で検索するのが近道です
対象世帯の主な要件
令和8年度は、令和8年1月1日から交付申請兼実績報告時点までの間に婚姻届を提出し、受理された世帯が対象です。
婚姻届を提出した時点で夫婦双方が39歳以下であり、夫婦の一方または双方の住民票が、補助対象住宅の所在地にあることも条件です。
- 婚姻日の要件
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令和8年1月1日から交付申請兼実績報告時点までの間に、婚姻届を提出し受理された世帯が対象です。
- 年齢の要件
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婚姻届を提出した時点で、夫婦双方が39歳以下であることが必要です。
- 住所の要件
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夫婦の一方または双方の住民票の住所が、補助対象住宅の所在地になっていることが必要です。
このほか、夫婦双方が市税を滞納していないこと、宇治市に定住する意思があること、国やほかの自治体から同種の補助を受けていないことなども要件に含まれます。
夫婦双方が、ライフデザイン支援講座やプレコンセプションケアに関する講座の受講、医療機関への妊娠・出産に関する相談など、指定された講座・相談のいずれか一つを行うことも条件です。対象となる講座や確認方法は、応募要領で確認してください。
年齢と所得の判定で迷いやすい点
年齢は、婚姻届を提出した時点で夫婦双方が39歳以下であることが条件です。法律上は誕生日の前日に年齢が一つ加算されるため、39歳前後の方は婚姻届の提出日と生年月日の関係を確認してください。
所得は、原則として夫婦の前年所得の合計が500万円未満であることが条件です。ただし、交付申請兼実績報告を4月または5月に行う場合は、前々年の所得で判定されます。
ここでいう所得は、給与の額面収入そのものではありません。給与所得者の場合は、給与収入から給与所得控除額を差し引いた金額で判定されます。
貸与型奨学金を返済している場合は、対象となる年間返済額を夫婦の所得合計から控除できることがあります。該当する場合は、必要な証明書と対象期間を公式情報で確認してください。
補助額は対象経費の2分の1
補助額は、補助対象経費の合計額の2分の1と、年齢区分ごとの上限額を比較し、少ない方になります。1,000円未満の端数は切り捨てられます。
- 夫婦ともに29歳以下
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1世帯当たりの上限は60万円です。
- 夫婦ともに39歳以下
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夫婦ともに29歳以下の世帯を除き、1世帯当たりの上限は30万円です。
たとえば対象経費が40万円の場合、2分の1は20万円です。上限が60万円の世帯でも、補助額は20万円になります。
また、おおむね1年間使用されていない住宅などを活用する場合は、5万円が加算されることがあります。
家賃や住宅取得費の対象範囲
住宅購入では、建物代にかかる費用が対象です。土地代やそのほかの費用は対象外です。
住宅を借りる場合は、賃料、敷金、礼金、共益費、仲介手数料などが対象経費に含まれます。
勤務先から住宅手当を受けている場合は、その額が対象経費から差し引かれます。生活保護による住宅扶助や、そのほかの公的な家賃補助を受けている場合も、該当額が控除されます。
賃貸住宅に住む給与所得者は、住宅手当が0円の場合でも、勤務先が作成する住宅手当支給証明書が必要と案内されています。勤務先での発行に日数がかかる可能性があるため、早めに確認しておくとよさそうです。
引っ越し費用とリフォーム費用の扱い
引っ越し費用は、引っ越し業者や運送業者へ支払った費用が対象です。自分で借りたレンタカー代や、自分で引っ越すためにかかった費用は対象に含まれません。
リフォーム費用は、住宅の機能維持や向上のための修繕、増築、改築、設備更新などが対象です。
倉庫、車庫、門、フェンス、植栽などの外構工事や、自分でリフォームするために購入した材料費は対象外です。
夫婦の一方だけが対象住宅に住む場合は、住んでいない方の引っ越し費用や住宅賃借費は対象になりません。
婚姻日や支払日など日付の見方
この制度では、婚姻日、住宅の取得日や工事日、支払日、住民票を移した日の関係を確認する必要があります。
令和8年度は、原則として令和8年度中に支払った対象経費が補助の対象です。婚姻前に住宅購入やリフォームなどを行った場合は、婚姻日との間隔によって対象となる支払期間が変わります。
公式ページでは、婚姻日より1年以内に実施した場合と、1年以上前に実施した場合で、対象経費となる支払日の考え方が分けられています。
契約日や工事日が婚姻日より前になる場合は、自己判断で進めず、契約や申請の前に住宅課へ確認した方が分かりやすいです。
申請までにそろえたい書類
申請には住民票や婚姻関係を確認できる書類、所得証明書、契約書、領収書などが必要です。必要書類が不足している場合は申請書を受理できないと案内されているため、最新の一覧と照らし合わせて準備してください。
- 夫婦の世帯全員の住民票の写し
- 婚姻届受理証明書または婚姻後の戸籍全部事項証明書
- 夫婦の所得を確認できる証明書
- 誓約書兼同意書
- 収支決算書
- 指定講座等の実施確認シート
- 対象住宅の位置図
- 対象経費の内容が分かる契約書や重要事項説明書など
- 支払額、支払日、対象項目、支払先が分かる領収書や振込明細など
貸与型奨学金を返済している場合や、住宅手当、家賃補助、引っ越し費用の補助を受けている場合は、別の証明書も必要です。
世帯や対象事業によって必要書類が変わるため、この記事の一覧だけで準備を終えず、宇治市公式サイトの最新一覧を確認してください。
宇治市の募集期間と申請方法
令和8年度の募集期間は、令和8年5月25日から令和9年1月29日までです。ただし、募集期間内でも予算額に達した時点で受付が終了します。
申請書類は、宇治市住宅課の窓口へ提出します。先着順で受け付けるため、郵送での提出はできません。
申請前には、引っ越しやリフォームなどの対象事業を完了し、対象経費の支払いと、夫婦の一方または双方の住民票の住所変更を済ませておく必要があります。
補助対象になるかどうかは、交付申請兼実績報告書を提出する前に住宅課へ確認するよう案内されています。
申請前に確認したいポイント
まず確認したいのは、婚姻日、夫婦の年齢、所得の3点です。ここで対象になりそうかを確認してから、住宅費や引っ越し費用が対象経費に当てはまるかを見ていくと整理しやすくなります。
すでに住宅の契約や支払いを済ませている場合は、契約日だけでなく、実施日と実際の支払日も確認してください。
賃貸住宅に住む方は、住宅手当の有無にかかわらず勤務先の証明書が必要になる場合があります。申請直前になって慌てないよう、必要書類を先に確認しておくと進めやすいです。
婚姻日、夫婦の年齢、所得、住民票の住所を公式ページと見比べます。
契約書や領収書を見ながら、住宅費、リフォーム費、引っ越し費用のどれが対象になるかを確認します。
対象になるか判断しにくい費用や日付がある場合は、申請書を提出する前に住宅課へ確認します。
宇治市の公式情報と問い合わせ先
制度の詳しい条件や申請書類は、宇治市公式サイトの「令和8年度宇治市新婚世帯住宅確保おうえん事業補助金の募集」と「応募要領」で確認できます。募集状況や必要書類が変わる可能性もあるため、申請前に最新の案内を確認してください。
問い合わせ先は、宇治市建設部住宅課空き家対策係です。電話番号は0774-21-0418です。
問い合わせる際は、婚姻日、夫婦の年齢、住民票の住所、契約日、支払日、利用している住宅手当などを手元にまとめておくと、状況を伝えやすくなります。
申請前に確認する順番を決めておこう
宇治市の新婚世帯住宅確保おうえん事業補助金は、年齢や所得だけでなく、婚姻日、住民票、支払日、指定講座の実施など、複数の条件があります。
まずは婚姻日、年齢、所得の3点を確認し、対象になりそうであれば、契約書や領収書を見ながら対象経費を整理していくと分かりやすいです。
特に、婚姻前に住宅の契約やリフォーム、引っ越しを進める場合は、日付によって対象範囲が変わる可能性があります。判断に迷う場合は、支払いを進める前や申請書を提出する前に、宇治市住宅課へ確認してください。
新しい暮らしの準備は、決めることが多く、慌ただしくなりがちです。使える制度があるかを一つずつ確かめながら、宇治市での新生活をお得に、気持ちよく始められるといいですね。












