屋内プールに子どもを連れて行く前に、料金の仕組みやロッカーの使い方、持ち物のことをひとつひとつ確認しておきたい。そう思う人は少なくないと思います。
やましろマガジンのエリア担当ライター、タカシです。今回は京田辺市にある田辺公園プールを実際に利用した体験をもとに、行く前に知っておきたい情報をまとめました。
料金の内訳、ロッカーや駐車場の追加費用、スイムキャップなどの持ち物、混雑の感じ方、幼児向けエリアの水深まで、順を追って整理しています。
2026年の屋外プールは、緊急工事のため当初の予定からオープンが延期されていましたが、7月21日付のお知らせで、7月25日(土)から通常どおりオープンすると案内されました。
開館時間や料金、屋外プールの開設状況などは変更される場合があります。出かける前に、田辺公園プールの公式サイトで最新情報を確認してください。
田辺公園プールの利用目的
田辺公園プールは、京田辺市田辺丸山にある市立の屋内温水プールです。JR京田辺駅から徒歩約15分、近鉄新田辺駅からは徒歩約18分のところにあります。
開館時間は午前の部が9時30分から12時30分、午後の部が13時30分から16時30分、夜間の部が17時30分から21時30分です。水曜日が休館日となっており(祝日の場合は営業・代休なし)、日曜日は夜間の部がありません。
25mの本プールを泳ぐ人、水中ウォーキングでゆっくり体を動かす人、子どもの水慣れに使う人と、利用目的がひとつでないのがこの施設の特徴です。幅広い年齢層が同じ空間を使っている印象でした。
午前・午後・夜間の完全入替制で、それぞれ約3時間の区切りになっています。使い方の目的に合わせて時間帯を選べる点は、利用しやすさにつながっていると感じました。
子どもの水慣れに使いやすい環境
屋内プールには25mの本プールのほかに、サブプールがあります。公式情報によると、サブプールの水深は75cmです。大人が膝から腰くらいの深さになるため、小さな子どもが水に慣れる最初の場所として使いやすい深さだと感じました。
本プールはレーンが用途別に分かれています。しっかり泳ぐ人のコース、水中ウォーキング専用のコース、そして浮き輪を使ったり話しながらゆっくり動いたりできるフリーレーンの3種類です。
フリーレーンは浮き輪や浮きマットなどの持ち込みがOKです。サイズは直径(幅)100cm以下のものが対象です。ビーチボールも浮き具として使う分には使えますが、投げたりして遊ぶことはできません。
用途ごとにレーンが分かれているので、泳ぐ人とウォーキングの人、フリーで過ごす人がそれぞれのペースで使えます。目的が違う家族でも、同じ時間に無理なく動ける構造です。
本プールの水深は115cmから135cmです。泳ぎの練習をしたい小学生にも使える深さで、しっかり泳ぎたい子どもには使いやすいと思います。一方、まだ水に慣れていない小さな子どもには少し深めなので、その場合はサブプールから始めるのが動きやすそうです。
例年、夏期(7月から8月)は屋外に流水プールと幼児プールが追加で開設されます。公式情報では幼児プールの水深は40cmから70cmとなっており、屋内・屋外どちらも同じ料金で利用できます。2026年は緊急工事のため開始が延期されていましたが、7月25日(土)からオープンすると案内されています。詳しい経緯は次の項目で紹介します。
2026年の屋外プールは7月25日からオープン

田辺公園プールの屋外プールは、例年7月から8月に開設されています。2026年は7月1日が水曜日の休館日にあたるため、当初は7月2日からのオープンが予定されていました。
しかし、2026年6月30日に公式サイトで「屋外プール休止のお知らせ」が掲載され、プール屋根の緊急工事のため、当初予定されていたオープンは延期となりました。
その後も開始日の変更が案内されていましたが、2026年7月21日付のお知らせで、7月25日(土)から通常どおり屋外プールをオープンすると発表されました。
屋外流水プールや幼児プールを目当てに行く場合は、当日の営業状況や利用上の注意点を公式サイトで確認してから出かけると安心です。
実際に夏に利用して感じるのは、流れるプールで楽しさが倍増するだけでなく、屋外プールと屋内プールを行き来できる使いやすさです。晴れた日は屋外の日差しがかなり強く、長く過ごしていると日焼けが心配になるほどです。そんなときに屋内プールへ移れるのは助かります。子どもの様子や日差しの強さに合わせて、過ごす場所を変えられるのはありがたいと思います。
日曜日の混雑と利用者層
日曜日は駐車場が混み合いやすいことが公式サイトでも案内されており、土日祝や夏期期間中は自動車での来所を控えるよう呼びかけられています。車で行く場合は、駐車場の混雑を前提に考えておくと無難です。
プール内の利用者層は、子ども連れのファミリーだけでなく、水中ウォーキングをする高齢者、泳ぎを楽しむ人と、幅が広い印象でした。混み合い方は時間帯によっても変わるので、ゆったり使いたい場合は平日の午前中が動きやすそうです。
完全入替制のため、利用時間の区切りは分かりやすいです。
市民料金と市外料金の違い
田辺公園プールは、京田辺市外の方でも利用できます。料金は京田辺市内の料金を基本としており、京田辺市に在住・通勤・通学している人が市内料金の対象になります。市外の方はその2倍の料金です。
市内料金は家族単位ではなく、一人ひとりの条件で判断されます。たとえば京田辺市内に通勤しているのがお父さんだけであれば、市内料金が適用されるのはお父さんだけです。家族全員が市内料金になるわけではありません。
- 市内料金(普通券・1回)
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大人500円・小人200円(午前・午後・夜間いずれも同額)。3歳以下は無料。
- 市外料金
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市内料金の2倍。大人1,000円・小人400円が目安です。
- 回数券・定期券
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回数券(11回分)や定期券(1か月)もあります。市内料金では、回数券が大人5,000円・小人2,000円、定期券が大人3,000円・小人1,200円です。市外の方はこの2倍の料金になります。
- 65歳以上の減免
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京田辺市内在住の65歳以上の方は5割減免。受付での手続きと証明書の提示が必要です。
「大人」は中学生を除く15歳以上、「小人」は4歳以上中学生以下が対象です。
追加費用が少ないロッカー周り
ロッカーは男女ともに114個あります。利用時に100円が必要ですが、退出時に戻ってくるリターン式です。外靴用のロッカーもあるので、100円玉を2枚用意しておくと当日スムーズに動けます。
駐車場は無料で利用できます。体育館との共用駐車場になっており、土日祝や夏期は混雑しやすいと公式サイトで案内されています。平日であれば比較的停めやすい印象でした。
スイムキャップなど必要な持ち物
スイムキャップは全員着用が必須です。受付でも販売されていますが、家にある場合は持って行くほうがスムーズです。
- スイムキャップ(必須・受付で購入も可)
- ゴーグル(必要な人のみ)
- 水着(水遊び用おむつのみでの入水は不可・水着の下に着用は可)
- ラッシュガード(水着の上に着用してもOK)
- バスタオル
- シャンプー・ボディソープ(備え付けなし・持参が必要)
- 100円玉2枚(更衣室ロッカーと外靴ロッカー用・リターン式)
- 着替え・ビニール袋(濡れた水着入れ用)
子ども連れで利用するときの注意点
子どもだけで利用できるかどうかは、時間帯や学年によって決まりがあります。午前・午後の部は小学校3年生以下だけでの利用はできず、夜間の部は小学生・中学生だけでの利用はできません。ただし、小学校4年生から中学生は、受付前まで保護者が送迎できる場合など、条件によって利用できる場合があります。
また、付き添いは18歳以上で一緒にプールへ入る人を指し、付き添い1人につき小・中学生は3人まで、幼児を含む場合は2人までとされています。水遊び用おむつだけでの入水はできませんが、水着の下に着用することは可能です。
そのほかの細かい決まりは、田辺公園プール公式サイトの『利用上の注意点』もあわせて見ておくと分かりやすいです。
備品は、ビート板、プルブイ(足に挟んで下半身を浮かせる器具)、幼児用のアームヘルパー(両腕に通すタイプの補助浮き具)がプールサイドに置いてあり、無料で借りられます。ビート板はたくさんあったので待たずに使えました。アームヘルパーとプルブイは数が限られているため、混雑する日曜日や夏期は早めに確保しておくと動きやすいです。
施設で借りられる器具があることで、荷物をそこまで増やさずに来られるのは、子ども連れには地味にありがたい点です。ロッカーは更衣室・外靴ともにリターン式なので、100円玉を2枚用意しておけば当日焦らずに済みます。
プールに入る前に迷ったポイント
更衣室からプールへ向かう通路に、自動で出るタイプのシャワーがあります。ところが、わたしが利用したときはシャワーが出ませんでした。手動のボタンがあるのかと思い、あれこれ探してみましたが見つからず、そのままプールに入ると体を流さずに入ることになってしまいます。
結局、個室のシャワーブースで体を流してからプールに入りました。通路シャワーが出ない場合は個室シャワーブースを使うと頭に入れておくと、そのまま入っていいのかと迷わずに済みます(男性更衣室側の話なので、女性側は異なる可能性があります)。
プールサイドと更衣室の設備
プールサイドには採暖室(体を温めるスペース)があります。わたしが利用したときは冷水器もありましたが、水筒を持って来ている人もちらほらいました。プールサイドには置いておけるスペースもあり、水分補給の準備はしやすいと感じました。

ドライヤーは備え付けがあります
更衣室ではドライヤーも使えます。着替えやシャワーを含めて退場時間に余裕を持って動くほうが、ゆとりを持って使えると感じました。
プール設備の概要
施設の概要は田辺公園プール公式サイトにまとまっています。屋内プールは通年で、屋外プールは例年7月から8月に開設されます。
| プールの種類 | 水深 | 営業時期 |
|---|---|---|
| 屋内25mプール | 115cmから135cm | 通年 |
| 屋内サブプール(10m×5m) | 75cm | 通年 |
| 屋外流水プール | 90cm | 例年7月から8月 |
| 屋外幼児プール | 40cmから70cm | 例年7月から8月 |
2026年はプール屋根の緊急工事により屋外プールのオープンが延期されていましたが、2026年7月21日付のお知らせでは、7月25日(土)から通常どおりオープンすると案内されています。
子ども連れと高齢者に向く理由
水深75cmのサブプールは、小さな子どもの水慣れに使いやすい浅さです。泳げない子どもでも、まずは水に慣れるところから始めやすいと感じました。
高齢者は市内在住であれば5割減免で利用でき、水中ウォーキングなど体への負荷が少ない運動にも使いやすいと思います。実際に、ゆっくり歩いて体を動かしている人も見かけました。
ビート板やアームヘルパーが無料で借りられるので、泳ぎの補助が必要な子どもでも手ぶらに近い状態で来られます。子どもから目を離さないことが前提ですが、用途別のレーンがあることで、フリーレーンで子どもと過ごしながら、大人も水中ウォーキングなどで体を動かしやすいと感じました。
利用者層が幅広く、ファミリーで来ている人も珍しくない雰囲気でした。子どもと一緒に通う場所として、無理なく使いやすい施設だと感じました。
行く前に用意しておきたいもの
持ち物はスイムキャップ、水着、バスタオル、シャンプー・ボディソープ、そして100円玉を2枚。ゴーグル、ラッシュガード、浮き輪は必要な人だけで大丈夫です。ドライヤーは備え付けがあります。電話番号は0774-65-3113です。
車で行く場合は、土日祝は駐車場が混みやすいことを頭に入れておくといいと思います。公共交通機関を使うなら、JR京田辺駅か近鉄新田辺駅からバスで「京田辺市役所」下車が動きやすいルートです。
城陽市民としては、通年で使える屋内プールが身近にあるのは少しうらやましく感じました。子どもの水慣れにも、大人が少し体を動かしたいときにも使いやすい施設です。












